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噴出す社会矛盾。青少年による悲しい殺傷事件の数々…
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【事件の概要】
08年1月12日、生活保護を受けて暮らしている無職の男(49)が、松山市のショットバーで、店長の女性(23)を刺殺した。男は殺した女性に対して日頃から、自分と交際するようにしつこくせまっていた。男は、女性を脅して交際に持ち込もうとしていた。男は店へ出向いて女性を呼び出したが、交際を断られてカッとなり、女性を刺殺した。女性が店のオーナーに男のことを相談していた矢先の事件だった。

この男は、「生活保護の金で店に通っていた」と供述しているという。
さらに、民放テレビの報道によると、他の複数の店でも女性店員につきまとうトラブルを起こし、中には出入り禁止になった店もあるという。

(抜粋元の記事)
◆読売新聞
「生活保護受け店通い」 松山・女性刺殺 容疑者を送検
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20080114-OYT8T00468.htm

◆朝日新聞
23歳女性店長刺され死亡 客の49歳男を逮捕 松山
http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK200801120083.html

【事件へのコメント】
外出できて(しかも繁華街のショットバーへ)、自分が無職である事に対して負い目がない事から、引きこもりというより、ニートといえるでしょう (引きこもりとニートの線引きは、外出できるのに引きこもり、精神的引きこもり、社会的引きこもりとする定義があるので難しいのです。そして全てのニートが事件を起こすとは限りません)。

しかし、人間関係が下手、人との接し方が分からないという点では引きこもり的でもあります。
(人との接し方が分からい=人を殺すような凶行に及ぶとは限りません)。

マスコミは男を実名・写真入で報道しているので、この男には精神疾患等が無いのでしょう。
今、生活保護は国・自治体の財政難や、生活保護の抑制政策により、窓口に申請しても、却下されるケースが多いといいます。(それでも生活保護世帯数は増えているのですから、受理されない人も多いはず)
ましてや、高齢、病気、子供がいる等の条件がない独身男性が受理される事は、稀でしょう。
北九州市では、生活保護の申請を断られた男性が餓死する事件も起きています。

なぜ、健康(?精神科以外の病気があるかもしれませんが)な50代の彼に生活保護が通ったのか?
共産党の市議が間に入ったのか?
(間に入れると生活保護の申請が通りやすいと聞いた事がある)
だとしたら、格差社会で票が入りそうなのに議席が増えない共産党にも、弱り目に祟り目です。

ともかく、彼はせっかくの社会復帰へのチャンスを無駄にしてしまいました。
女をストーカーするお金があったら、その歪んだ心を治すための治療カウンセリングを病院などで受ければ良かったのです・・・。

そして、こういう事件がおきると、「だから生活保護制度なんか要らない」という議論へ火に油を注ぐので、生活保護を本当に必要としている人には迷惑以外の何物でもありません。

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はじめに・・・
「事件を起こすのはごく一部の人です」。不登校・引きこもり・ニートの当事者が事件を起こすたびにマスコミが騒ぎ、専門家はその火消しにまわる。でも火消しをすればするほど、不登校・引きこもり・ニート当事者の事件が強調される。
当事者は辛いんだから、大変なんだから、事件は起きて当たり前。その視点から始めないと、真実は見えないし、解決も支援も無いと思う。
学校(社会)・家庭・他人・自分全て駄目!!を経験した筆者がお送りします。

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