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噴出す社会矛盾。青少年による悲しい殺傷事件の数々…
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【概要】
横浜市の中学1年生の男子生徒が07年12月6日に家出したが、およそ1ヵ月後の翌08年1月8日に、自宅から約50キロ離れた千葉県四街道市内で保護された。
少年は 以前にも度々歩いていなくなり、相模原市など遠くへ行くこともあったが、いずれも2日以内に帰宅していた。
少年には発達障害があり、名前を尋ねれば正直に返事をする旨が新聞に掲載され、情報提供が呼びかけられた。
少年は自転車に乗っていて乗用車と接触する事故にあい、運転手が男子生徒の家族に連絡をとったところ、捜索願いが出されていたことがわかった。
 少年は「家出してきた。目的はなかった。野宿をして暮らしていた」と話しており、健康状態に問題はなかった。

◆毎日新聞
「行方不明:中1男子生徒が6日から--横浜 /神奈川」
http://mainichi.jp/area/kanagawa/archive/news/2007/12/28/20071228ddlk14040415000c.html

「横浜で不明の中学生、千葉で見つかる」
http://news.tbs.co.jp/20080108/newseye/tbs_newseye3749469.html

【コメント】
近年、不登校生の中に、ある程度の割合で、発達障害(高機能自閉症、アスペルガー症候群など)の生徒が含まれている事が言われている。この報道に接して、改めて「発達障害」の認知度は上がってきているのだと思う。
1ヶ月も野宿生活をしていて無事だった事はかなり幸運だと思う(通報のきっかけとなった事故を除く)。
しかし、1ヶ月も少年に誰も手を差し伸べなかったのかと思うと、世の中は世知辛いと思う。
1ヶ月も野宿生活なら体も汚れていて目立つだろうに、事故を起こすまでは誰も警察に通報しなかったとは。

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はじめに・・・
「事件を起こすのはごく一部の人です」。不登校・引きこもり・ニートの当事者が事件を起こすたびにマスコミが騒ぎ、専門家はその火消しにまわる。でも火消しをすればするほど、不登校・引きこもり・ニート当事者の事件が強調される。
当事者は辛いんだから、大変なんだから、事件は起きて当たり前。その視点から始めないと、真実は見えないし、解決も支援も無いと思う。
学校(社会)・家庭・他人・自分全て駄目!!を経験した筆者がお送りします。

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