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噴出す社会矛盾。青少年による悲しい殺傷事件の数々…
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【事件の概要】
 「しつけのため」と無職の長男(16)を殴り続け死なせたとして28日、川崎市の父親(39)が傷害致死容疑で逮捕された。父親は長男が通っていた高校の三者面談に必ず参加するなど教育熱心だったという。川崎署の調べに「昨夏ごろから注意しても返事をしなくなった。自分のしたことは間違っていた」と供述しているというが、何があったのか。

 調べでは、父親は27日午前0時ごろから、自宅で説教をしながら全裸にした長男(16)の手足をひもで縛り、約4時間にわたって素手やハンガーで殴り、風呂場に放置し死なせた疑い。

 川崎署や関係者によると、父親は妻(39)と子3人の5人家族。06年3月に再婚し、3人の子は妻が連れてきた。翌月、長男は都内の私立高に入学。おとなしい性格で入学当初は上位の成績だった。担任だった教諭は「父親は教育熱心な感じだった。成績がよかったので期待していると思っていた」と振り返る。

 長男は2年になると欠席が目立ち、成績も下がってたまに顔にあざをつくって登校。「お父さんにやられた」と話していたという。最後は落第寸前の成績になって父親と退学願を提出しに来たが、教諭には「(学校に)残れるんだったら残りたい」と話していたという。

毎日新聞 2008年1月29日

川崎・長男体罰死:「教育熱心な父」に何が 三者面談にも必ず参加
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20080129ddlk14040503000c.html?inb=yt

【事件へのコメント】
日頃、「引きこもりは甘えだ」などという意見をお持ちの方も、この事件については「やり過ぎだ」と思われるのではないでしょうか。
虐待を受けた子供が、家庭内暴力を振るわない、大人しい引きこもりだった場合、虐待の被害は計り知れなく拡大するという事だと思います。

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はじめに・・・
「事件を起こすのはごく一部の人です」。不登校・引きこもり・ニートの当事者が事件を起こすたびにマスコミが騒ぎ、専門家はその火消しにまわる。でも火消しをすればするほど、不登校・引きこもり・ニート当事者の事件が強調される。
当事者は辛いんだから、大変なんだから、事件は起きて当たり前。その視点から始めないと、真実は見えないし、解決も支援も無いと思う。
学校(社会)・家庭・他人・自分全て駄目!!を経験した筆者がお送りします。

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