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噴出す社会矛盾。青少年による悲しい殺傷事件の数々…
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【概要】
08年1月5日午後3時25分ごろ、東京都品川区の「戸越銀座商店街」で、16歳の少年(私立高校2年生)が、両手に文化包丁を持ち、「殺してやる」などと叫びながら、数分の間に200~300メートル移動しながら次々と通行人を切りつけた。女性2人が胸部を切られるなどして軽症を負い、ほか男女3人が服を切られた。 少年が叫びながら歩く模様が、商店街の防犯カメラに記録され、その映像は一部のTVのニュース番組で放映された。

警察の調べに対し少年は「誰でもいいから皆殺しにしたかった」と供述。少年は以前から家庭や学校での人間関係に悩んでいたことが分かった。警視庁荏原署は7日、少年を東京地検に送検した。事件の背景に複数の精神的なストレスがあったとみて、詳しい経緯を調べている。

 調べでは、少年は数年前から精神的に不安定となり病院に通院、家庭や学校でトラブルを起こすことがあった。中学校を転校したほか、高校入学後も通信教育を受けるコースに転籍していた。事件直前に母親に無視されたと感じたとの趣旨の供述もしているといい、精神鑑定が必要かどうか慎重に調べている。

◆毎日新聞
http://mainichi.jp/select/today/news/20080107k0000e040034000c.html

◆ほか朝日新聞より抜粋

【コメント】
私自身も、少年が奇声を上げながら商店街を歩く様子をテレビで見ており、戦慄と痛ましさを感じた。
少年はトラブルにより中学の転校をよぎなくされたほか、通信制課程にコース変更したことから、全日制の課程では不登校的であったとも考えられる。

事件を起こしたら一生を棒に振る・・・そう思えば、思いとどまれる?
そうでしょうか?
そんな事を考えている余裕は無いと思います。
なら少年法の厳罰化も効果は薄いです。

むしろ、インターネットの掲示板に「少年Aは、人もまともに殺せない情けない奴」などと、不特定多数の赤の他人から中傷される自分を想像して、思いとどまりましょう・・・。バカバカしいので、事件なんて起こしてやんないよ・・・と。

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はじめに・・・
「事件を起こすのはごく一部の人です」。不登校・引きこもり・ニートの当事者が事件を起こすたびにマスコミが騒ぎ、専門家はその火消しにまわる。でも火消しをすればするほど、不登校・引きこもり・ニート当事者の事件が強調される。
当事者は辛いんだから、大変なんだから、事件は起きて当たり前。その視点から始めないと、真実は見えないし、解決も支援も無いと思う。
学校(社会)・家庭・他人・自分全て駄目!!を経験した筆者がお送りします。

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